支援活動報告

【地球村の森】Asflora便り(2025年1月)

2024年度アマゾン「地球村の森」活動報告

アマゾンの森林保全と環境教育を目的に、2024年度も「地球村の森」プロジェクトを通じた活動を実施しました。本プロジェクトの成果をご報告いたします。

2024年度 植樹活動で達成した成果

ブラジル・パラ州「パラ州立野生動物保全区(REVIS)」において、森林再生を目指して植樹活動を行いました。当初計画では50樹種1,500本の植樹を予定していましたが、最終的には39樹種3,200本の苗木を植えることができました。

植樹は、植樹週間や特別なイベントに少人数で分散して実施し、Asfloraのスタッフや実習生も参加しました。活動全体が地域の協力を得ながら進められたことは、大きな成果の一つです。

一方で、2024年の乾季(6月~12月)は例年より雨量が少なく、さらに9月以降は水中ポンプが故障したため、苗木の約20%が枯れてしまいました。しかし、12月初頭から雨季に入り、植樹地は徐々に回復しています。今後も地元住民と協力しながら、2回の下刈り作業を予定し、持続可能な森づくりを目指します。

地域を巻き込む環境教育の取り組み

植樹活動と並行して、地域住民や訪問者を対象とした環境教育活動を展開しました。参加者は、苗畑や在来種のハリナシミツバチ養蜂の見学、旧ゴム園跡地や森の遊歩道の案内を通じて、自然保全の重要性を学びました。また、環境劇「Asflora森の劇」を通じて、楽しく学ぶ場も提供しました。これらの取り組みは、地域住民や州政府から高い評価を受け、特に子どもたちの環境意識を大きく向上させる成果を上げています。

  

  

『地球村』とAsfloraは、未来の世代へ豊かな自然を残すことを目指し、地域と協力しながら持続可能な活動を進めていきます。引き続きのご支援をお願いいたします。

 

募金のお願い

皆さまからのご支援で、アマゾン『地球村の森』の活動を進めています。
地球環境保全募金への協力をよろしくお願いいたします。