環境情報

【環境トピックス】今世紀末までに世界の平均気温最大3.1℃上昇ほか

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★今世紀末までに世界の平均気温最大3.1℃上昇 

COP29(第29回国連気候変動枠組み条約締約国会議)の開催にあわせ、国連は「このままでは世界の平均気温は今世紀末までに最大で3.1℃上昇する」という見通しを発表、「世界中で激化する気象災害に、特に途上国の人々がひどい代償を払っている。われわれは、かつてない規模とスピードで対策する必要がある」と訴えた。

★COP29途上国の気候変動対策支援3千憶ドルで合意 

COP29は、焦点となっていた途上国の気候変動対策の支援金に関して会期を延長した末「2035年までに少なくとも年3千億ドル(46兆円)あまりを途上国に支援する」などの成果文書を採択し閉幕した。途上国は「課題の重大さに見合ったものではなく不十分」と批判し交渉が中断する一幕もあった。世界のおよそ2千の環境NGOグループも、G7(日本など主要7ヵ国)が温暖対策の議論の進展を妨害し、対策に消極的だと皮肉を込めて「化石賞」を贈った。

≪事務局より≫

「パリ協定の努力目標 1.5℃に抑えるため、温室効果ガスの排出量を日本は 2035 年までに 2013 年と比べて 81%削減する必要がある」と NGO は訴えているが、日本の                                                                                         2030 年度削減目標は 2013 年比 46%であり、今後の目標設定で本気度が試される。

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