【地球は今・・・】世界ランキング(報道の自由度とリテラシー)
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今回は、報道の自由度世界ランキングを参考に日本の報道の自由度とメディアリテラシーについてまとめてみた。
▼世界の報道の自由度の状況
『国境なき記者団』が報道機関の独立性や透明性について評価し、順位をつけた報道の自由度ランキングを毎年発表している。評価の基準は、政治的指標・法的枠組み指標・社会文化指標・安全性指標・経済的指標など
*世界の多くの地域で報道の自由低下
・世界の半数以上の国で「深刻」または「非常に深刻」
・世界人口の半分以上の42ヵ国では「非常に深刻」
*2025年の報道機関の経済的自立に関する評価が史上最低
*主な要因は、政府、政治の圧力が大きい
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▼日本の「報道の自由度」低評価の理由
*記者クラブ制度により、既成の報道機関のみが記者会見や高官へのアクセスが許可され、記者の忖度を促し、フリーランスや外国人記者に対する露骨な差別がある
*重要土地利用規制法や特定秘密保護法による規制
*政府や企業が主要メディの経営に日常的に圧力
その結果、汚職、セクハラ、健康問題、環境汚染等、微妙で慎重な取り扱いを要するテーマについて空気を読んで、情報をごまかしているわね!
政権が報道に口をはさんだり、権力者に報道する側が忖度することが、事実を捻じ曲げたり正確に伝えられない結果になっているのね。
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