【環境トピックス】北極海 氷面積 観測史上最小に ほか
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★北極海 氷面積 観測史上最小に
宇宙航空研究開発機構などの分析で、北極海の氷の面積が今年は1979年以降の最小になったことがわかった。北極海の氷の面積は例年10月から3月にかけて拡大するが、今年は最大でも1379万㎢にとどまり、2017年の最小記録を13万㎢下回った。北極海周辺の気温が平年より高く、海氷域が広がりにくかったことが一因という。衛星観測開始以来47年間で約240万㎢(約15%)も小さくなっており、生態系にも大きな影響が出てくるだろう。
★ヒマラヤの降雪量、23年ぶり低水準 約20億人に影響
ヒマラヤ地域の冬季降雪量が大幅に減少し、過去23年間で最低となった。この地域の雪解け水は、約20億人に貴重な淡水を供給しており、この傾向は3年にわたって続いており、地域住民の生活に重大な影響を及ぼしている。さらには、河川流量が減少するために、地下水への依存度が高まり、干ばつのリスクが懸念される。同地域を流れる12本の主要河川の流域の政府間組織(国際総合山岳開発センター)が「干ばつ対策の強化、水管理や早期警報システムの改善、地域協力の強化」を呼びかけている。
★リチウムイオン電池原因のゴミ処理場火災相次ぐ
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