【巻頭言】もう12月／宇宙船地球号：未来を託す
★もう12月
1 年は早いね。
年齢と共に時間が経つのが早くなる。それは過去が長くなり相対的に現在が短くなるからだろう。ま、仕方ないね。それも人生、それもいいことだと思おう。
今年を振り返ると、「令和の米騒動」「戦後 80 年、昭和 100 年」「トランプ政権再び世界を」「大阪万博」「初めての女性首相」などさまざまな話題があった。
ウクライナもガザもいまだに平和は実現しない。
日本は不景気、さまざまな事件や不祥事があったが、それでもなんとか平穏な一年であったのではないだろうか。
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★宇宙船地球号：未来を託す
人間は長い間、自らを万物の霊長と呼び、宇宙船地球号の「主役＆船長」だと思っていた。地球を我が物のように扱ってきた。そして地球の生物を殺戮し、自然（生命維持装置）を破壊し続けてきた。
だが人間は、3,000 万種の生命と同じ、ただの乗組員にすぎなかった。
気候変動は激化し、世界中を干ばつと洪水が襲った。
海は酸性化し、魚は減り、農地は砂漠化していった。
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