厚生労働省など5省では、アスベスト（石綿）が飛散する恐れのある施設が、全国で8200カ所余りに上ると発表した。

都道府県などを通じて集計しており、一部重複の可能性もあるが、各省で早急に対策を講じるよう求めるとともに、残る未確認施設の調査を急ぐ。内訳は以下の通り。

●公民館など計6617の建物　【総務省】
●公立小中学校など303校を含む、計771施設　【文部科学省】
●病院324施設、保育所や老人ホームなど社会福祉関連245施設、
公共職業能力開発関連17施設　【厚生労働省】
●廃棄物処理施設など215施設　【環境省】
●農協の施設など36施設　【農林水産省】
※厚労省（http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/sekimen/houdou/051129.html）と
農水省（http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20051129press_4.html）では、
施設名を公表しており、上記のホームページで閲覧可能。