巻頭言

【巻頭言】新年は希望

あけましておめでとう!
今年はイノシシ年。実は私、年男です。5月17日で60歳です。
60歳といえば、子どもの頃のイメージでは「おじいさん」です。
自分が、その年齢に達したなんて、正直、自分でも驚いています。
さて、今年はどんな年になるでしょう。
地球環境は? 世界情勢は? 国内情勢は?

国際情勢は、アメリカの強硬な世界戦略に破綻が出て、反米の国際世論が大きくなり、多くの国や地域で抗議や反米テロが活発になるでしょう。アメリカ国民の世論にも変化が起こり、イラクの軍事支配にも限界が出てくるでしょう。アメリカ政府がこれに応じて変化すれば持ちこたえられますが、強硬姿勢では大統領は辞任に追いやられるでしょう。アメリカ政府の強硬姿勢に連動してきた日本政府も同様の問題に直面するでしょう。

国内情勢は、事件や犯罪の増加、特に政治がらみ、金融がらみ、情報関連の事件が増加、社会不安は高まるでしょう。景気は回復の兆しはあるものの、それは無駄な公共事業(ダム、護岸工事、道路など)や社会的弱者(障害者、病人、老人など)の切捨てによるものですから、市民感覚とのずれが大きくなるでしょう。

地球環境面では、世界的な異常気象、それに伴う災害や食糧不足など、国際的な緊張が高まり、紛争の激化が進むでしょう。
今年は多くの面で嬉しくない予測がありますが、それはコインの表と裏。
絶望こそ希望。現実がよくないからこそ、自分がどうすればいいか、どう生きればいいかが、はっきりしてくるのではないでしょうか。
決してあきらめず、自分のやるべきことを見出しましょう。

今年は、自分の再スタートの年として、シンプルな目標(抱負)を持つこと。

たとえば、
1.笑顔  2.受け止める 3.腹を立てない

などはいかがでしょうか。