巻頭言

【巻頭言】この1年を振り返って

あなたにとって、この1年はどんな年でしたでしょうか。
良い年であったなら喜ばしいことですし、良くない年でしたら来年に期待しましょう。
日本と世界の1年を振り返ってみました。

【日本】
★政治
・1年で辞任した安倍総理を引き継いだ福田総理が1年で辞任
・麻生総理が引き継いだとたん、世界の金融危機で足踏み
・政治的には混乱と不毛の1年だった

★経済、社会
・食品偽装、中国の農薬混入食品など、食品が大きな話題となった
・アメリカのサブプライムローンに端を発する世界の金融危機、同時不況
・北京オリンピック、日本は金メダル9、銀メダル6、銅メダル10
・ノーベル賞、日本人4人が同時受賞

★環境
・洞爺湖サミット前は盛り上がったが、サミット後は、福田総理の辞任、政局の混乱、
金融危機などで、環境の話題は消えた感がある
・熊本県知事から「川辺川ダムはいらない」、関西4知事から「淀川の大戸川ダムはいらない」
の声が上がり、国交相は見直しを迫られている

【世界】
・アメリカのイラク戦争の泥沼化、ベトナム戦争の再現の様相
・ロシアはメドヴェージェフ大統領になり、経済、軍事面など積極外交
・サミットG8や国連の影響力の低下。ロシア、中国などの影響力が増す
・アメリカ発の金融危機が世界を金融不安に巻き込む
・アメリカ大統領選でオバマ氏が当選、「世界が変わる」と期待が高まる

来年については、次号以降に書こうと思いますが、世界はこれから政治面、経済面、
環境面で大きく変わるでしょう。
日本は、これまでのアメリカ追従路線では、アメリカに振り回され、
国際的な地位がさらに低下するでしょう。
今年最後として、改めて私の願い、『地球村』の目的を書いてみます。
私の願いは社会を変えること。もっとはっきり言えば、世界の崩壊を防ぐこと、
そして「永続可能な社会」を実現すること。
私の生きているうちには実現が無理なら、その方向を示し、その実現の可能性を大きくしたい。
それには、
1. 事実を知らせ、ビジョンを示すこと
2. キーマン(虹の天使)を増やし、ネットワークすること

★『選択可能な未来』の出版
この本は、『転生と地球』をベースに、歴史的な視点で人類の文明をとらえ、
今後のビジョンを明確にしました。この本、まだの方はぜひお読みください。
おそらく、「自分は、何のために生まれてきたのか。どこから来て、
どこに行くのか」ということがはっきりとわかるのではないかと思います。
今年は講演で、この視点をベースに話すようになり、インパクトが強くなりました。
特にワークショップや経営セミナーでは、参加者の意識の変化、価値観の変化が大きいです。

★講演は110回、ワークショップなど(一泊二日)は10回
講演会もワークショップも「虹の天使」を生み出すために必要なものです。
今年は環境元年なので、もっと多いかなあと思いましたが、意外と少なかったです。
来年はもっとやりたいと思いますので、講演会、ワークショップの主催にチャレンジしてください。
講演会は150名以上、ワークショップ、経営セミナーは30名前後でお考えください。

来年は、国際的に政治、経済、環境が大きく動く年です。
どうぞ、何ごとにも積極的にチャレンジしてください。

・社員(サポーター)になってください。
・講演会、ワークショップの参加、および主催を
・冊子『ありがとう』、100冊プレゼントを
・人に伝えること、DVD上映会を