【環境トピックス】映画(DVD)紹介 「HOME 空から見た地球」
世界各地を壮大なスケールで空から撮影したドキュメンタリー映画です。
(航空写真家のヤン・アルテュス・ベルトラン監督作)
空から見た地球は、こんなにも色あざやかで神秘的なのかと思わず
ため息がもれます。
地球の46億年の歴史をたどり、地球という “HOME”が、微妙な調和の
中で生物の多様性が培われ、どのように今の姿になったのか、
美しい映像で伝えてくれます。
その地球がわずか200年ほどで、温暖化により森林、サンゴ、氷河などが
たいへんな勢いで減少している様子や、地球が資源開発や森林伐採のため
壊されていく姿も描かれています。
人の体が刃物で切り裂かれているようで心が痛み、地球の危機や自然と
人間のあり方を考えさせられます。
「悲観している暇はありません」というナレーションが突き刺さります。
見終わったあと、何かをしなければいけないと感じます。
しかし最後には希望を感じさせる映像も提示されます。
「大切なのは失われたものより、今残っているもの」
「人は1人でも壁を倒せる」
「地球には新しい意識が芽生えている」・・・。
ぜひ、多くの方に見ていただきたい作品です。
「HOME 空から見た地球」公式サイト ⇒http://home.asmik-ace.co.jp
※DVDも販売されています。