脱原発への道

政府 電力需給6%余裕を隠す

今夏の電力需給について、供給不足にならないという政府試算があったにも関わらず、公表されていなかったことが明らかになりました。

 

政府は、今夏は9.2%の供給不足になるという試算を発表しました。しかし、この試算は自然エネルギーを除外したり、揚水発電の供給力を低めに設定するなど、実態を無視した部分が目立っていたため、地域ごとの自然エネルギーの稼働状況など、電力需給の実態を踏まえた試算を再度行いました。

 

その結果、今夏は電力不足にならず、最大6%の余裕があるということが分かりましたが、公表されていませんでした。供給力を過小評価し、原発再稼働の必要性を強調していると批判の声が上がっています。(毎日新聞