環境トピックス

【環境トピックス】水不足の危機 米政府が報告書(アメリカODNI)

世界的な水不足の危機  米政府が報告書(アメリカODNI)

米国の国家情報長官室(ODNI)は3月22日に、世界の水問題での安全保障の予測をまとめた報告書「Global Water Security」を発表した。報告書は、水不足をめぐって戦争が起こるリスクを分析するために国務省の指示で作成。「こうした戦争が十年以内に起こるとは考えにくいが、国家間の対立の原因になる恐れがある」と警告している。

報告書は、これまでの様々な報告から2040年までに起きる水不足を予測し、世界の食料市場や経済成長に悪影響を与えるとしている。報告書によると、世界の水需要は、2030年には現在の持続可能な水供給を40%増加する予測を上げる一方、気候変動により世界各地で水の供給量が減り、特に北アフリカや中東、南アジアなどで水不足が深刻化する恐れがある。この結果、食料価格が上昇して社会混乱が起きたり、水力発電量が減って経済が悪化したりする可能性があるとしている。

さらに水不足の問題だけでなく、バイオエネルギーと水不足の関係、仮想水(ヴァーチャルウォーター)などを考慮する必要性にも触れ、世界的な水のマネージメントが必要になるとしている。

報告書全体

プレスリリース

水問題については5分で分かる水資源の危機にまとめてありますのでご覧ください。