環境トピックス

【環境トピックス】1183本の高速架道橋に点検不備!

会計検査院が全国の架道橋を調べたところ、全体4484本のうち、安全の確保されていない橋が約4分の1あった。建設後全く点検されていない橋が635本、また、点検したかどうか書類などで確認できない橋は548本に上った。東名高速で橋から剥がれたコンクリート片が落ちたこともあり、今後、検査員は各高速道路会社に対し、管理者である自治体の点検状況を確認するよう要請する方針だ。コンクリートの劣化によるひび割れや鉄筋のさびの恐れもあり、早期点検は急務である。
*高速架道橋:高速道路を立体交差で越えるために架けられた橋

(2013年10月1日毎日新聞)

 

自動車道路、高速道路、鉄道、鉄橋、架道橋、跨道橋、トンネル、ダム、防波堤、防潮堤など、すべての構造物には耐用年数(数十年)があり、これまで建設のみを推進してきたが、その寿命が尽きる10年後には、破局的な事態になるだろう。