環境トピックス

【環境トピックス】玄海原発停止:周囲の海が本来の生態系へと変化

3月11日東京新聞

運転を停止している九州電力玄海原発(佐賀県)のそばの海域で、生態系が変化していることが、地元のダイバーらの調査でわかった。原発稼働中、8年前は海底の岩肌はむき出しの状態だった。南方系の魚がいなくなり、稼働時には見られなかったコンブ科の海藻が育っているという。

原発停止中も使用済み核燃料を冷却させるが、温排水量は少なく、温度も海水とほぼ変わらない。京都大学の増田准教授は、「原発稼働時、近くの海水は周辺より約2度高い。」と話す。