6ヶ国の研究者による研究チームは、6年間世界各地で調査を実施し、世界の海には大量のプラスチックごみであふれているとする報告書をまとめた。沿岸近くに漂っていた大きなプラスチックゴミは、沖合で波に洗われて微粒子状になり、海洋全体に広がる。このプラスチック微粒子の総重量は26万9000トン近くに達する可能性があると推計。あらゆるところに広がったこの微粒子は、食物連鎖で生物に入り込むことになる。

（AFP2014年12月11日）

私たちが食べている魚介類もプラスチック微粒子を取り込んでいる可能性があるが、まだそれに関する検査は実際されていない。海の健康、私たちの健康のためにも、ゴミの４Ｒ（なくす、減らす）に取り組まなければならない。