【環境トピックス】インドの州、6年後までに自然農法に転換
国連環境計画は、インドのアンドラプラデシュ州が2024年までに耕作農地800万ha、600万戸の農家が「自然農法」へ転換する計画に着手したと発表。
インド初の100%自然農法州を目指している。
同州は、化学肥料や農薬を使用し生産量を高める農業の近代化『緑の革命』にいち早く取組んだ州の一つであるが、『緑の革命』は、一時的に収量を上げたが、土地が劣化し自然の循環を阻害した。
今回の計画は、土壌の生物多様性を豊かにし生産性を向上させ、農家の収入増をもたらすだけでなく、農薬や化学肥料の不使用、地力の向上維持は地球温暖化対策にもなるという。
【6月2日 環境展望台】