米オハイオ州立大学のマイケル・べビス教授らは、「人間の活動によって、北極圏の気温は地球平均の 2倍以上の速さで上昇しており、グリーンランドの氷は産業革命前よりはるかに速く溶けている。
氷床はすでに暴走が始まる臨界点に達しておりもう手遅れ状態ではないか」と学術誌、米科学アカデミー紀要に発表した。
　現在、世界の 10大都市のうち 8都市は沿岸付近にあり、世界人口の 40～50％が沿岸部に住んでいる。科学界では、今後数十年で海面が上昇し、沿岸部の都市などが水没などの影響が避けられないと警告している。

【1月22日　CNN】