【環境トピックス】世界の河川から安全基準の 300倍の抗生物質検出
英ヨーク大学などの研究チームが調査し、世界各地の川が抗生物質で汚染されているとの研究報告があった。
問題となっているのは、劣悪な環境で家畜を大量飼育する際、病気予防で大量に使用される抗生物質だ。
1920年代に発見された抗生物質は、肺炎や結核などで多くの人命を救ってきたが、抗生物質の過剰使用や誤用は耐性菌の発生など深刻な問題を引き起こしている。さらにそれが自然界全体に及んだ時、何が起きるか予想できない。
【5月31日 AFP】