環境情報

【環境トピックス】COP25開催「パリ協定」ルール詳細合意に至らず

昨年12月に開幕したCOP2512日間の会期予定を大幅に延長し、温室効果ガスの削減量を融通する「市場メカニズム」のルール合意と温室効果ガスの実質排出ゼロに向けて各国が削減目標を引き上げるかを焦点として議論された。しかし、今年1月から本格スタートした「パリ協定」実施のための重要課題は意見がまとまらず、COP26に先送りされることになった。これでは各国がこれまでに表明している目標を達成できたとしても、気温は2100年までに3℃を超えて上昇する見通しとなり、国連事務総長は「行動の機会を逸した」と失望を表明。高校生環境活動家グレタさんは、「各国首脳が責任逃れをしている」と非難し、2020年を「行動の年」にするよう要請した。

【12月16日 CNN他】