【環境トピックス】アフリカ東南部、気候変動が要因の極端な大雨
アフリカ東南部のマダガスカル、マラウイ、モザンビーク、ジンバブエでは、2022年1~2月に連続して5個の熱帯低気圧が襲い、風と大雨による被災者は100万人以上、死者は230人にのぼった。4月には南アフリカでも洪水が発生し、少なくとも341人が死亡した。この異常な豪雨は気候変動が原因であるとする研究が世界気象機関によって公表された。温暖化ガスを排出していない人たちが被害者になっているのだ。気候変動の本当の被害者は、温暖化ガスを排出しない暮らしをしている人たちだ。【3月23日 EIC他】