★経産省は、岸田政権の『原発の最大限の活用』の計画案を示した。
１．原発の使用期限
・福島原発の事故によって『40年以内』が決まった。それまでは明記されていなかった。
・その後、20年の追加申請が出され、原子力規制委員会の審査に合格すれば最大60年の使用が認められる改正が行われた。
・今回はさらに、『運転停止期間は除外される、つまり運転停止期間は追加で認められる』ということ。これでは実質的に期限を骨抜きにする狙いを感じる。

２．新設、増設について
・福島原発事故以降、できる限り早い時期に原発ゼロをめざし、新設、増設は認めない
・今回、『まずは廃炉が決定した原発の建替えを具体化する』としている。これはこれまでの方針を逆転させるもので、国会の議論よなく、国民への説明もなしに一体何をやるんだ、と怒り、憤りを禁じえない。
　さらに『まずは建替えを』という言葉は、新設、増設への方向を明示したものとして見過ごすわけにはいかない。
　さらに！