G7広島サミット(2023.05.23)
★広島サミット
終わってから2日
岸田首相、岸田政権は「成功だった!大いに成果があった!」と自画自賛しているが、核廃絶や平和を祈願している人たちにとっては真逆だ。
なぜならば、広島サミットはNATO連合会議の様な状況になったのだから。
すでにマイナスの効果が出始めた。
・中国が『もう一つのサミット』を開催し中央アジアの5カ国を集めて結束を固めた。
・ロシアの首相が中国を訪問、結束を強化
・広島から帰国したブラジルのルラ大統領は「G7は戦争ではなく平和について議論すべきであった。戦争は国連で議論すべきだ」と批判。
今後、予想通り、世界の分極、世界の対立が拡大し始めた。世界はますます平和から遠ざかり、ウクライナの反転攻勢が強まり、プーチンに「ロシアの国土と領土を守るために核兵器の使用」の口実を与えそうだ。
★核軍縮に関する広島ビジョン
1、【核兵器】
・自分たちの核保有、核抑止力を認めた上で、ロシアの核の威嚇、北朝鮮の核開発、弾頭ミサイル発射を非難
・中国の核兵器の増強やイランの核開発を非難
2、【原子力】
・原子力エネルギーは低炭素エネルギーの提供に貢献する。
・軍事用プルトニウムの生産に反対する。
3、【広島、長崎訪問】
・世界中の指導者に広島、長崎への訪問を促す。
・核兵器の削減や廃絶に触れていない。
・原発の削減や廃絶に触れていない。
・『核兵器禁止条約』に触れていない。
・私は、内容がなく無意味、空虚に思う。
・被爆者や核廃絶を願う人たちは失望し、「裏切られた」「広島が政治利用された」との怒りの声が上がっている。