【地球は今・・・】「核」の問題(原発事故の奇跡編)
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「核」は人間が扱えるものであるのか? 「核」の平和利用が原発というが、フク
シマ原発事故では日本壊滅もあり得た。今回は原発事故であった数々の奇跡を振り返り「核」の取り扱いの難しさを実感してもらいたい。  
▼日本の大惨事 福島原発事故
A:福島原発事故で、奇跡が起こらなければ、チョルノービリ原発事故の10倍、東日本壊滅だったのよね!
B:えっ! ホント?どんな奇跡があったの?
C:そう言えば、当時の菅直人首相も、東電の本社に乗り込んで、東電幹部に「事故の被害は甚大だ。このままでは日本の大惨事だ。撤退などあり得ない。命がけでやれ」と叫んだのよね。
▼福島原発事故の状況 
*大震災の 9年前、文科省の地震調査研究推進本部が「福島県沖に M8の大地震が発生、15.7m の津波が来る」と予測。「福島第1原発は海抜 10mだから対策が必要」としたが、東電は対策せず、経産省も命令を行使しなかった
*2011年3月11日 M9の巨大地震が発生、東北の広い範囲を襲った
福島第1原発では、震度6揺れと15mを超える津波が押し寄せた
地震で鉄塔が倒れ外部電源喪失
津波で緊急電源が流出
全電源喪失し、原子炉の冷却機能停止
稼働中だった1号機~3号機は緊急停止したが、冷却が停止したため冷却水が失われ炉心が露出、溶融(メルトダウン)。
燃料棒と水の化学反応で水素が発生、3回の水素爆発が起きた。
爆発のニュース映像は『格納容器が爆発、最悪の事態』と思われた。もし格納容器が爆発していたなら、被害は10 倍以上になっていた
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